買い物ついでにプチドライブ
その日は気温30度越えの猛暑
いつもなら、窓全開でタオルを首にまき
うちわを扇ぐのだけど
今日は違う
Zの吹き出し口からは冷たい風が
嫁さん 「Z快適だね」
うんと頷きながら、水温計に目をやると
95度を越えそう
電動ファンをまわして水温を下げ
買い物するお店に到着
30分くらいで買い物を済ませ
再びZに
水温はまだ少し高いけどエンジン始動
走り出して横断歩道を
渡ろうとしている人がいたので停車
今日もいいことしたぜと
心の中で呟いて再発進
Z 「ガオォー、ガォ、プスンッ」
いきなりエンジン止まった
セルまわしても掛かりそうもない
ルームミラーを覗くと数台の車がすでに後ろに
すぐに嫁さんに運転席に座ってもらい
Zを押して、道路わきの飲食店の従業員駐車場の隅へ
とりあえずボンネットを空けてみる
なんとなくプラグに火が飛んでないような気がして
最初はイグニッションコイルのコードをチェック
異常なし。
あと、思い当たるのは・・・
最近、純正のインジェクションのポンプを復活させたばかり
燃料きてないのかと、燃圧チェック
異常なし
あーでもない、こーでもないと三十分ぐらいして
もう一度、セルを回すがエンジンかからず
道具もないので何もできない
こりゃ、だめだ
またJAFのお世話になりました


電話したらすぐ近くに基地があるらしく
レッカーではなくローダーに乗り換えてから来るとのこと
この間は一時間半くらい待ったけど
今回は十五分ぐらいで来てくれた。
ローダーに積んでもらって
隊員さん 「指定の修理工場とかありますか?」
私 「いえ、自宅までお願いします」
そして、無事に自宅に到着
隊員さん 「今回は15キロ以内なので無料です」
私 「ありがとうございました」
隊員さんが後片付けをしてるときに
嫁さん 「エンジン掛かったりして」
運転席に座り、キーを回す
Z 「キュルルルル、ガ、ガォーーン」
掛かっちゃった
隊員さん 「よかったですね」
私 「すみません、せっかく運んでもらったのに」
隊員さん 「いえいえ、仕事ですから では」
颯爽と帰って行かれました
Zが止った原因がはっきりしないけど
たぶん、買い物したお店の駐車場でエンジン掛けながら
エアコンを入れた時のアイドリングを調整した
普通はエアコンONでアイドルアップするけど
我がZにはそんなものはついてない
ついてたかもしれないけどインジェクションからソレックスに
した時に、捨てちゃったと思う。
そんなアイドル調整を夏の炎天下でやったから、
買い物してる間に、キャブがパーコレーションを起こして
キャブの中のガソリンが無くなっちゃってエンストしたのでは
ローダーに積んでもらって帰って来るときに
エンジンもキャブも冷やされて正常に燃料が回り
エンジンが掛ったのではないか
と分析しております。
なんにせよ、JAFに入ってて良かったと
しみじみ思いビールを飲むのであった。